男の料理教室の話を書いています

男性料理研究家が人気上昇中

投稿日時:2017-03-29 16:30:15

最近、テレビでよく見る男性の料理研究家。その活躍の場はどんどん広がっています。

料理研究家が忙しい時に食べる「サク飯」ってやっぱり栄養バランスいいル

http://getnews.jp/

ブログやレシピ本の執筆、料理教室、テレビや新聞、WEBでのレシピ紹介と大忙しの筋肉料理人さんが本格的に料理を始めたの ... 料理初心者の男性にも、自分で作って食べる楽しさを知ってほしいですね」と、ブログでは簡単おつまみから魚の ...

シェフや板前はともかく、「料理研究家」というと、少し前までは「プロ主婦」といった感じの女性のイメージがありました。ちょっとしたローカル番組などで、主婦向けのお料理コーナーを担当しているイメージがあったからでしょう。しかし、今は空前の手料理ブームといっても過言ではありません。書店に行けば様々なレシピ本がところせましと並んでいます。このニュースに掲載されている筋肉料理人さんも、WEBで料理の覚書をされていたことがきっかけで、料理研究家としてブレイクしたそうですね。インスタントラーメンを使っても、本格的で栄養もきちんと考えたレシピです。シェフや板前のようなテクニックがなくても、自宅で簡単に再現可能な料理研究家の提案するレシピは、今後ますます需要が高まっていくのではないでしょうか?

メディアで話題の男性料理研究家について

男性の料理人がメディアに広く台頭するきっかけになったのは1993年~1999年まで行われていた人気番組「料理の鉄人」ではないかと思います。2012年~2013年まで「アイアンシェフ」として復活もはたしていましたので、記憶に残っている方は多いでしょう。1994年~2016年末までおこなわれていた長寿番組「チューボーですよ!」も男性タレントの堺正章さんが中心となっている料理番組でした。こちらの番組は、料理の鉄人とは違いプロではない男性が料理をしていくという点で、今の男性料理研究家の流れに近いものがありそうです。最近では料理研究家=女性というイメージの垣根も取り払われつつあります。

女性に人気?男性料理研究家はTVで活躍中

男性の料理研究家が増えてきた背景には、ブログやSNSでの情報発信が活発になってきたことがあげられそうです。主婦をターゲットにしたレシピ紹介というイメージに捕らわれない、幅広いレシピが自由に発信できるようになったので、自己プロデュースが容易になった点があげられるでしょう。

また、タレントから趣味で料理研究家を兼ねたり、ルックスが良いいわゆる「イケメン」であるがために女性肩の人気を集めている男性料理研究家もいらっしゃいます。有名なところではmixiブログから人気が出てレシピ本を発行した有坂翔太さん、母親に続く料理研究家2世のコウテンケツさん、独創的な料理で話題のイタリアンの川越達也シェフは、レシピだけではなくルックスでも人気を集めています。

また、俳優の速水もこみちさんは、「MOCO'Sキッチン」という料理番組を持っているほどの料理の腕前。とにかくオリーブオイルを使いまくるアレンジをする独特の料理は、男女問わず人気を博しています。「MOCO'Sキッチン」はインターネットでも視聴することが可能で、調理にも頻繁に使ったオリーブオイルを、完成したかと思った後になってもさらに「追いオリーブオイル」をする斬新すぎる料理法は度々話題になっています。

男性の料理研究家ならではの視点

男性料理研究家は、ルックスで売っているわけではありません。きちんと男性ならではの強みを活かした活動をされている方もいます。実際に、テレビや雑誌に出演しているフードコーディネーターの方々には男性が多くいらっしゃいますね。

料理研究家小林カツ代さんの息子で、自身も料理研究家のケンタロウさんは、誰にでも再現可能な簡単レシピで、しかもオシャレな料理を作ることができるので、女性だけではなく料理初心者の男性にも支持されています。残念ながら、2012年以降は事故で大けがをされたそうで、療養のために活動休止中だそうですが、ケンタロウさんが発行したレシピ本は70冊にも及びます。気になる方は、書店でチェックされてみてはいかがでしょうか。

書店では男性をターゲットにしたレシピ本、料理研究本も多数見かけるようになり、男性の料理への意識の高まりが感じられます。忙しいサラリーマンでも時短で簡単にできるレシピや、ささっと作れる美味しいおつまみの本なども人気です。フードスタイリストのマロンさんが提案するレシピは、手間をかけることなくできるレシピが多く、多忙な男性にもすぐにできる料理としておすすめです。

料理の楽しみを知った男性が増えれば、これからますます男性料理研究家は活躍の場が増えるかもしれませんね。